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ヘッジファンド・インデックス

2009.03.18 11:30

ユーリカヘッジのヘッジファンド指数、2月はマイナス0.5%―資金償還額が大幅に減少

調査会社ユーリカヘッジが発表した2月のヘッジファンド・インデックスの速報値は、総合指数が0.5%のマイナスとなった。

シンガポールのヘッジファンド調査会社ユーリカヘッジは10日、2月のヘッジファンド・インデックス速報値を発表した。総合指数は0.5%のマイナスとなり、1月に続いて下げ幅はわずかで、ベンチマークであるスタンダード&プアーズ(S&P) 500種株価指数のマイナス11%を大きく上回った。

10日時点でユーリカヘッジに2月の結果を報告している運用会社の割合は、調査対象の約41%となっている。この速報値によると、2月は投資家への資金償還が大幅に減少し、合計で110億ドルとなっており、1月の300億ドル(2月の同時期に集計)から大幅に減少している。

注目点としては、ファンド・オブ・ヘッジファンズ(FoHF)の2月の平均パフォーマンスがマイナス0.2%となっており、ヘッジファンド業界全体のパフォーマンスを示す総合指数を上回っている点があげられる。FoHFのパフォーマンスは、2008年には12ヶ月連続で総合指数を下回っていた。

地域別でリターンをみると、2月は北米と欧州がそれぞれ0.9%と0.7%のマイナスを記録。景気後退局面の中、各国の株式相場が著しく低迷したことが影響したとみられている。

アジアは0.7%のマイナスとなった。日本を除くアジア地域は0%に近かったものの、日本は、株価下落と円の急落に加え、GDPなど経済指標の著しい悪化が響き、マイナス2.1%に落ち込んだ。

東欧は、不安定な金融システムが影響し、マイナス1.1%となった。南米は、各国通貨が対ドルで下落するなかで投資機会を見出して、0.7%とわずかながらプラスを記録した。

戦略別でのリターンをみると、2月は1月に続きアービトラージ戦略が順調で、約1%のプラスとなった。マクロ戦略とマルチストラテジー戦略は、株式でのショート・ポジションと、通貨や商品市場での選択的な運用により、それぞれ0.8%と0.5%のプラスを記録した。

債券は月後半にリスク回避傾向から米国債の需要が高まったこともあり、0.7%のプラスとなった。その他の戦略はほとんど0.5-1.8%のマイナスで推移したが、これは資産クラスを問わず相場の変動率が激しかったことと、資金償還の請求が減りはしたものの、依然として継続していることが影響したとみられている。

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